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2021.03.03
作業日誌
自宅がゴミ屋敷であるという相談は、誰にでも気軽にできるものではありません。
また高齢になった親の住まいがゴミ屋敷化してしまい、家族としてはとても心配で今すぐ解決したいというお悩みも、近年では非常に増えています。
こういう場合は「世田谷区あんしんすこやかセンター」か「世田谷区対応のゴミ屋敷業者」に相談することで、経験や事例を交えた効果的なアドバイスをもらえるでしょう。
世田谷区あんしんすこやかセンターに相談するメリット
【ご依頼内容】
現場:東京都世田谷区下馬
お客様:50代 男性
建物:マンション3階
間取り:2LDK
ゴミ屋敷レベル:Level-3相当
作業内容:部屋片付け、クリーニング
スタッフ:3名対応
所要時間:9:00~17:00 (休憩含む)
金額:297,000円 (税込み)
こちらのゴミ屋敷に関する「ヒヤリング内容」「プロの見解」は、一体どんなものだったでしょうか?
【部屋の状況】
【ゴミ屋敷化の背景】
【ご相談・ご要望】
お客様は某商社の管理職で、いわゆるエリートサラリーマンです。
様々な競争に勝ち続け、今の地位がある。
そしてこれからも更なる高みを目指し仕事に没頭し、帰宅後は燃え尽きてしまいダラダラ過ごしているというご様子。
「ストレス」「無気力」はゴミ屋敷化によくある背景ですが、今回のお客様はストレスや無気力ということより、燃え尽きて疲れているという方が正しいかと。
世田谷区に限った話ではありませんが、一般的に都心になればなるほど、社会人としての「競争力」は増します。
常に最先端の情報と技術を追求し、その足を止めることは競争社会での負けを意味する。
その日の仕事が終わっても、休日であっても、クライアントからの電話は鳴り続けてしまう。
365日24時間、オンオフのない生活を過ごしている人もいることでしょう。
その多忙極まりない生活と、結果を出さなくてはいけないプレッシャーは、心身ともに大きな負担となってしまうのです。
しかしながら今回のお客様は、肉体的疲労を感じているだけで、精神的疲労はさほど感じていません。
むしろヤル気に満ち溢れており、その全てのパワーが仕事に向いているので、自宅の過ごし方にはまるで興味がないだけという風にも見えますね。
しいて言えば管理職なので、部下とのコミュニケーションが難しい時もあるとのこと。
特に最近の新人は「共感」「メリット」が見えないと本気で向き合ってくれないようで、50代の根性論で仕事をして来た世代としては理解不可能。
お客様は自分を信じて突っ走って来ましたが、「俺、意外と孤立してるのかなぁ・・・」と悩ましげに口にされていました。
【部屋片付け】
まずゴミ、衣類、書籍、趣味・・・というように、種類別に分別することから始めます。
通常の片付けですと生活ゴミから袋詰めして行くのですが、今回は混在っぷりが酷く、まず分別した方が効率良いでしょう。
スタッフ2名で分別して、もう1人のスタッフが生活ゴミのみ随時ポリ袋に詰めて行きます。
生活ゴミをポリ袋にまとめ上げ、書籍を単行本と雑誌に分け、衣類や趣味の物はダンボールに収めました。
【クリーニング】
水まわりの汚れはカビのみであり、泡状の塩素を散布し浸け置きすることでカビは殺菌され、ブラシで擦ると簡単に綺麗になります。
塩素を使い過ぎると塩素アレルギーを引き起こしますので、換気と小まめな休憩は絶対的に必要です。
フローリングは掃除機からの水拭き、最後にグロスワックスを2回使用します。
窓をガラスクリーナーで磨き、壁紙の汚れも塩素で漂白してみました。
エアコンのフィルターは埃で目詰まりし、吹き出し口を点検するとカビがビッシリ発生していました。
エアコンも化粧パネルを外して、専用の高圧洗浄機で内部洗浄を実施しています。
寝室はそれほど汚れていなかったのですが、ベッドのフレームが緩みガタついています。
代わりのネジを使用し、ベッドフレームの緩みを固定。これで安全に寝られますね。
【お客様の声】
汚部屋をキレイにしていただき、ありがとうございました。
仕事に没頭していたら家のことが疎かになっていたようで、お恥ずかしいかぎりです。
ベッドの修理もしていただき、とても助かりました。
【ご依頼によって改善した内容】
ゴミ屋敷になる背景は、職業や地域によって偏りがあると考えています。
東京23区の中で最も人口が多いのが世田谷区であり、政治家・芸能人・経営者が多く住む高級住宅街として全国的に有名です。
日本経済の成長と共に、世田谷区に移り住む人たちが増え、世田谷区は一昔前まで「成功者の象徴」となっていました。
今回のお客様にしてもいわゆる「エリート」であり、競争社会を勝ち抜いた人たちによる成功の象徴が「世田谷ブランド」なのかもしれません。
実際に世田谷区には官僚や国家公務員の宿舎も多く、今までも数回ほどゴミ屋敷化した家を片付けた実績があります。
その時に言われ続けたのが、「とにかくバレないように作業して欲しい」というお願い。
もちろんそのお気持ちは理解できるのですが、100%バレないシークレットミッションなど存在しません。
その時は全ての回収品をダンボールに入れて、引越し業者を装いゴミの運び出しを行うことに。
その分3倍近い費用が発生しましたが、お客様からは気持ち良くお支払いいただけて「本当に助かったよ!」と感謝されました。
また世田谷区は高齢者の人口も多く、子供たちは結婚して違う場所に住んでいるケース。
その住まいが豪邸だった場合に、それは部屋の掃除が行き届かないことを意味します。
豪邸は「激しい競争に勝ち、強く生き抜いて来た」という成功者の功績であり、今さら家を縮小して住むという考えはありません。
またシニア世代・シルバー世代となった今でも「誰かに頼って生きることを極端に嫌う傾向」にあるようです。
【世田谷区のゴミ屋敷化、特徴と背景】
世田谷区だけでも「親が片付けられない」「実家がゴミ屋敷で困っている」というお問い合わせが増えています。
人間は平等に年齢を重ね、やがて衰えて行きますよね?
プライドが高い成功者は、社会的に弱い立場になっていることを受け入れず、「誰かにサポートしてもらう」という環境を受け入れられません。
こういう背景もあり、離れて暮らすご家族(息子夫婦・娘夫婦)からは、「親御さんが留守の間に、実家を片付けたい」というご相談されることが増えました。
高齢者の片付けでは、何よりもまずはご本人の考えを「尊重」しなくてはなりません。
「黙って聞く」「否定しない」「称える」この3つは非常に大切なポイントです。
その上で、今度は専門家としての意見も尊重していただく。
ご本人の人生や価値観を尊重する代わりに、今度はプロとしての見解や経験を尊重してもらう。
半信半疑の理解でも、部分的にでも結果を出すことで、その尊重は強い信頼関係に繋がります。
試しに玄関だけを綺麗にするとか、キッチンだけを綺麗にするとかでも大丈夫です。
小さいながらにでも「結果を出し続け、それを体感してもらう」ことを意識しましょう!
こういう対応はご家族ではなかなか難しく、やはりプロだからこそできる方法なのかもしれませんね。
家族の言葉には耳を貸しませんが、専門家の意見にはあまり反論しないのも高齢者の特徴です。
東京23区内で最も高齢者が多いのが世田谷区です。(高齢率のトップは北区)
介護福祉業者の方からは、世田谷区が把握しているだけでも、年間180件程度の孤独死があると聞きました。
孤独死の現場では多くの場合がゴミ屋敷化しており、それ相応のゴミ屋敷は存在すると言えるでしょう。
自分の親が孤独死なんて考えたくもないですが、気が付かない間にゴミ屋敷に近づいているかも知れません。
親御さんが楽しい余生を過ごすためにも、実家が片付けられているのか確認すべきです。
全国の市区町村には「地域包括支援センター」というものがあり、世田谷区内の地域包括支援センターのことを「あんしんすこやかセンター」と呼んでいます。
あんしんすこやかセンターでは世田谷区に住んでいる高齢者の総合窓口という役割でして、医療・福祉・その他様々な機関と連携し、高齢者の暮らしを総合的にサポートしています。
「部屋の片付けができない」だけに関わらず、もし高齢者特有のお困り事がありましたら、「世田谷区 高齢福祉部 介護予防・地域支援課」もしくは「各地域のあんしんすこやかセンター」に一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
世田谷区 高齢福祉部
介護予防・地域支援課
TEL:03-5432-2953
あんしんすこやかセンター 主な役割と業務内容
あんしんすこやかセンター 所在一覧と連絡先
世田谷区では「世田谷区住居等の適正な管理による良好な生活環境の保全に関する条例」が平成28年4月より施行されています。
この条例は、簡潔に言えば「ゴミ屋敷対策の条例」ということです。
世田谷区のゴミ屋敷対策条例について
世田谷区では下記3点全てに該当すると、そこは「ゴミ屋敷である」と定義づけています。
世田谷区のゴミ屋敷対策条例は、他のエリアで既に施行されているに比べるとやや穏便に感じられます。
世田谷区の場合は住人を尊重しながら区役所の職員が片付けを手伝うスタイルのようですし、「ゴミ屋敷に対する相談窓口」も設けられています。
ゴミ屋敷の住人からの相談は、冒頭に紹介した「世田谷区社会福祉協議会」が相談窓口になります。
しかしながら近隣からの苦情に関しては、「世田谷区役所」「世田谷区の総合支所」が窓口になるようです。
【近隣からの苦情・相談窓口】
自分の部屋がゴミ屋敷化していることが原因で、仕事や人付き合い全てに引け目を感じている人たち。
生活の悪循環をリセットするために、まずは部屋を片付けることから始めたいと思っていることでしょう。
しかしながらどこから手を付けて良いのか分からず、途方に暮れている人も多いのではないでしょうか?
そして「あの頃の部屋に戻ることが出来れば、もうこんなに荒れた生活はしない自信があるのに。」とお考えではないですか?
私ども片付けられない.comは、数あるゴミ屋敷業者の中でも「プロの質」を売りどころにしています。
ゴミ屋敷のプロフェッショナルとは何でしょう?
【初級編】
【中級編】
【上級編】
私ども片付けられない.comのスタッフは、上級レベルまで対応するゴミ屋敷のプロフェッショナルです。
「本気度の高いゴミ屋敷業者」をお探しなら、片付けられない.comにお任せください。
【世田谷区におけるご依頼の実績】
◎ご依頼件数
男性36件 女性58件
◎ご依頼の料金
110,000円~1,320,000円(税込み)
☆平均341,000円(税別)
※2020年1月現在
【参考事例 A】
現場:東京都世田谷区砧
お客様:40代 男性
建物:マンション3階
間取り:1R
ゴミ屋敷レベル:Level-2相当
作業内容:部屋片付け
スタッフ:2名対応
所要時間:10:00~16:00 (休憩含む)
金額:165,000円 (税込み)
【参考事例 B】
現場:東京都世田谷区三軒茶屋
お客様:30代 女性
建物:マンション2階
間取り:1K
ゴミ屋敷レベル:Level-2月相当
作業内容:部屋片付け、クリーニング、室内消毒
スタッフ:2名対応
所要時間:9:00~17:00 (休憩含む)
金額:275,000円 (税込み)
【参考事例 C】
現場:東京都世田谷区玉川
お客様:40代 男性
建物:マンション1階
間取り:1LDK
ゴミ屋敷レベル:Level-3相当
作業内容:部屋片付け、クリーニング、室内消毒
スタッフ:3名対応
所要時間:9:00~17:00 (休憩含む)
金額:407,000円 (税込み)
ゴミ屋敷の相談。家族が片付けられない場合は?
部屋が片付けられない6つの職業。看護師が断トツTOP
汚い部屋をリセットさせる料金と事例
特殊清掃士が行うゴミ屋敷ハウスクリーニング
≪このコンテンツの筆者≫
筆者:平良 誠 (片付けられない.com 代表者)
【筆者が取得している資格】
納得してご依頼いただきたいので、無理な売り込みはいたしません。
まずは現場の状況を把握した上で、プロ目線で色々ご提案させていただきます。
お急ぎの方はフリーダイヤルよりお電話下さい。
メールは24時間受付
※原則2営業日以内にご返信させいただきます。