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プロの知識教えます!片付けブログおすすめの記事
2023.01.31
片付け豆知識
◎このようなお悩みありませんか?
・バタバタで全部持って来てしまった。
・引越してから、荷物を整理しようと思っていた。
・新居は以前の部屋より間取りが狭い。
・物が多すぎて、片付けの段取りができない。
・引越しの度に、手つかずになっているダンボールがある。
引越し後に荷物を片付けられず困っている人が増えています。
持ってきた荷物がキャパオーバーで、片付けるにしてもどこから手を付けて良いか分からない。
つまり「荷物がありすぎて片付けが進まない」というお悩み。
その中でも多いのが、「とりあえず全部持って来ちゃった」という安易な考えです。
部屋の間取りが広くなる分には良いのですが、間取りが狭くなると分かっているのに全部持って来てしまうことも。
これでは新居の中がダンボールだらけになるのは当たり前で、ちょっと考えれば予期できたトラブルと言えるでしょう。
このような人は毎日多忙な人が多く、ご自身の引越しに対する優先順位が低かったのかも知れません。
しかしながら「決断して行動に移すのが苦手」という特徴があり、何事もギリギリまでやらない性格。
さらには何かしらの物理的なキッカケがないと着手しない人もいます。
引越しなどの「明確な退去期限」があってようやく行動に移したのですが、準備ができていないのでとりあえず全部持って行くという選択肢しかなかったのでしょう。
そもそも片付けが苦手な性格であり、物事を先送りにしてしまう癖があることを、今回の引越しで痛感しているかも知れませんね。
筆者は「医療×福祉×片付け」の重要性を掲げる、キャリア20年以上の現役片付け業者です。
また「上級心理カウンセラー」「うつ病アドバイザー」「発達障害住環境サポーター」「発達障害コミュニケーション初級指導者」を取得しており、精神疾患や発達障害でお悩みの方に暮らしのアドバイスも行っています。
ここでは筆者の知識・経験を交えて、引越し後に片付けが進まない原因について解説いたします。
引越しの準備段階ですが、一般的にはなるべく荷物を減らして引越したいと考えます。
何故なら、引越しの準備というのは「大規模な片付け作業を行う絶好の機会」だからです。
「必要」「不要」と判断して、要らない物を捨てて行く。
そうすることで荷物の量も少なくなり、引越し費用も軽減されるメリットもあります。
自分たちの生活スタイルをもう1度見直し、今後の生活に余計な物を運び込まない。
新生活に足りない物を買い足すことは、新しい色(価値観)を生活に取り込むという、言わば「暮らしの新陳代謝を促す役割」も担っています。
それでも引越し前の準備段階で分別作業をせず、全ての荷物を持って行こうとする背景には何があるのでしょうか?
「何でも後回しにしてしまう癖」以外にも、このようなしかたがない背景があるようです。
【引越し前の整理ができない背景】
「小さな子供がいて何もできない」というのは、共感できる人がとても多いはずです。
引越しに限った話ではありませんが、特に未就学児がいるご家庭では何をやるにも効率的に進みません。
「とにかく退去期限までに、この部屋を明け渡さなければならない。」
このプレッシャーを抱えつつ、何も進まない日々にイライラしてしまうお母さんも多いのではないでしょうか?
「間に合わないからとりあえず全部運んで、引越し先で時間があるときに片付けよう。」
このような考えで全ての荷物を運んだものの、結局は引越し先でも子供がママを離してくれない。
また離婚というのも大きな理由の1つです。
離婚の理由にもよりますが、一般的には心身共に多大なるエネルギーを消費するものであり、精神的にとても疲弊しているでしょう。
離婚の手続きやら新居探しやらバタバタした日々ですから、ゆっくり荷づくりなんてできません。
バタバタしている中では、「とりあえず持って行って、荷物の整理とかは後で考えよう」ということになりがちです。
また離婚すると一緒に住む家族が減ることになるので、新居の間取りは狭くなることが多いと思います。
取り急ぎ全ての荷物を持ってきた結果、部屋が思っていたよりも狭く、新居が荷物で溢れてしまうという現実。
このような理由から「離婚して小さな子供と暮らすシングルマザー」というのが、引越し後に片付けられない人の一番多いパターンになるかもしれません。
引越し後、新居に山積みにされたダンボール箱。
引越し業者のイラストが印刷されているダンボール箱や、近くのスーパーなどでもらって来たダンボール箱など。
それぞれのご家庭で荷造りの方法は様々ですが、共通して言えるのは「明らかに古いダンボール箱」があるということ。
この古いダンボール箱は1つではなく、積まれたダンボール箱の山に紛れて複数存在します。
この古いダンボールの中身、ご本人はしっかりと認識しているものでしょうか?
ほとんどの人が正確に認識しておらず、開封すると「あぁ、こんなのあったね。」という声を発します。
そしてこの古いダンボール箱は前回・前々回と同じように扱われ、「引越しをする際には必ず存在していたダンボール箱」でもあります。
そして押入れの奥の方に収納され、今回の引越しまでそのダンボール箱の存在を忘れている。
いや、今回の引越しにおいても存在を忘れている人の方が多いのではないでしょうか?
箱の中身は大した物ではなく、ぬいぐるみや・絵・文房具・サングラスなどの梱包しづらい物たち。
何となく愛着はあるけど、手放しても生活に困らない物ばかり。
全ては過去の物であり、今の暮らしに必要でないから気付かないのです。
それらは何となく愛着があるので「とりあえず保留」となり、引越しの荷づくりでそのままダンボール箱に無造作に詰められます。
そういった「その他大勢」「ガチャガチャした物」のような扱いのダンボール箱は、引越しの時しか日の目を見ません。
言い換えれば、この引越しのタイミングでしか手放すチャンスがないのに、そのままスルーして持って行くのでいつまで経っても物が減らないのです。
毎回こういった行動を繰り返している人、実は非常に多くいらっしゃいます。
今度こそ捨てる!シンプルな暮らしを目指す!
今の生活に必要な物だけ残して、後は全て処分しよう。まずは分別からだ!
そんな風に心を入れ替えて分別を始めようと思っても、新居は荷物が山積みで少しのスペースしかありません。
片付けが全然進まないからと言って中途半端に荷物を広げると、今まで以上に身動きが取れなくなるので要注意です。
まずは収納場所が決まっている所から、分別と収納を始めてみましょう。
例えばキッチンなんかは、冷蔵庫やシンク周りの棚など、既に決まった収納場所がありますね。
その他に、玄関の下駄箱なども適した場所だと思います。
充分な作業スペースなくして、正しい分別はできません。
まずは「作業スペースを作ること」が最優先です。
≪手順≫
1.冷蔵庫・キッチン・下駄箱などは、あまり深く考えずに収めてしまう。
2.少しでも作業スペースを確保し、他の荷物の分別と収納をじっくり行う。
3.最後にもう1度、最初に収めた部分(冷蔵庫・キッチン・下駄箱など)を確認して作業完了。(冷蔵庫・キッチン・下駄箱などを改めて見直す。)
何だか二度手間のような気がしますが、実際はこのやり方が一番早いと思います。
そもそも最初から全ての物と収納スペースを把握してスムーズに片付けるのは、片付けのプロでも至難の業なんです。
「必要」or「不要」の分別作業がスムーズに進まない場合、それは「とりあえず取っておく癖」があるからではないでしょうか?
同時にとりあえず荷物を全部持って来てしまった人は、とりあえず取っておきたい傾向が強いとも言えるでしょう。
そういう人には、物との向き合い方を客観的に気付かせる必要があります。
例えば、1Kの間取りで8万円の家賃だったとしましょう。
引越し後、その部屋には30個のダンボール箱が山積みされ、頑張って片付けた結果10個程度のダンボールが残ってしまった。
今すぐ使わないけど、いつか使うかもしれない物。何となく捨てられない物。所有する意味が曖昧な物ばかりです。
10箱のダンボール箱で部屋の4分の1(25%)程度を占有してしまった。
そうすると、この無意味な所有のためだけに毎月2万円も出費していることになります。
全く使わない物を収納するのに、毎月2万円のレンタル倉庫を借りますか?
普通、借りませんよね?
家賃という1つの支払いの中に、そのレンタル倉庫代が含まれているのと同じことをしてしまっている。
・・・もうお気付きですよね?
部屋は寛ぐ場所です。広く使えた方が寛げます。
どうせ家賃を払うのであれば、その家賃に見合った暮らしをしましょう。
当たり前ですが、片付け業者に依頼するのが最速で片付く方法です。
引越し前に準備の時間がとれなかった人は、引越し後も片付けの時間がとれないのではないでしょうか?
色々考えたり悩んだりしても、改善する時間がないのであれば意味がないですよね?
こういう場合は新居での数日を無駄にするだけなので、片付け業者に依頼することをオススメします。
【片付け業者に依頼するメリット】
【片付け業者に依頼するデメリット】
大がかりな片付けは「暮らし方を見つめ直すということ」です。
引越しというタイミングは、本来であれば「物の所有」や「暮らし方」に対して自問自答すべきベストなタイミングなんです。
片付け業者に依頼するということは、その多くをプロの手によって解決するということであり、自分自身がしっかり考えて選択するという風にはならないこともあります。
それでも「今のままでは生活ができない」「とにかく早く片付ける必要がある」という人は、片付け業者に依頼してしまうのが得策です。
「よくよく考えれば捨てても良い物ばかりだ。」「新しい生活を機に何もかも捨てて吹っ切れたい。」という考えの人にも、片付け業者に依頼することはメリットが大きいでしょう。
片付け業者に依頼するということは、それなりに費用がかかります。
その費用は「人生の勉強代」と割り切って、同じことを繰り返さないと強く心に決めましょう。
次に引っ越す時も「とりあえず保留」とした未開封の箱を、またそのまま持って行くことのないように。
ワンオペの引越し準備は無理。片付けのプロに頼むべき?
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≪このコンテンツの筆者≫
筆者:平良 誠 (片付けられない.com 代表者)
【筆者が取得している資格】
納得してご依頼いただきたいので、無理な売り込みはいたしません。
まずは現場の状況を把握した上で、プロ目線で色々ご提案させていただきます。
お急ぎの方はフリーダイヤルよりお電話下さい。
メールは24時間受付
※原則2営業日以内にご返信させいただきます。