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プロの知識教えます!片付けブログおすすめの記事
2020.02.10
片付け豆知識
◎こんなお悩みありませんか?
・自宅でゴキブリを発見してパニックに。
・ゴキブリ退治のやり方が分からない。
・殺虫剤をかけて逃げられたらどうしよう。
・バルサンの違いが分からない。
・効果的なゴキブリ退治の方法は?
家にゴキブリが出た場合、ちょっとしたパニックになりませんか?
特に女性の場合は絶対的にゴキブリが苦手であり、1匹出ただけで絶望的に感じることでしょう。
筆者はキャリア20年以上の現役ゴミ屋敷業者ですから、当然ながらゴキブリ退治にも詳しいです。
ここでは筆者の経験を基に「ゴキブリ駆除剤の選び方と効果的な使い方」を徹底解説します。
昔から言われていることですが、やはり「ゴキブリと言えばバルサン」です。
アースレッドも同じぐらい有名ですが、バルサンとアースレッドを比べてもそれほど違いはありません。
どちらを購入されても構いませんが、ここではバルサンの使い方を説明します。
ドラッグストアやホームセンターに行くと、数種類のバルサンが売られていることでしょう。
「赤色バルサン」「青色バルサン」「黄色バルサン」「スモークタイプ」「ノンスモークタイプ」・・・実に色々な種類があり、それぞれ効果や取り扱い方法にも違いがあります。
もしあなたが「ゴキブリ」に最も効果的なバルサンを求めているのなら、私がお勧めなのは「黒色バルサンのノンスモークタイプ」一択です。
黒色バルサンとは「プロ用のバルサン」です。
しかし他の総合駆除バルサンとは違い、どちらかと言うと「ゴキブリに特化したバルサン」と考えて良いでしょう。
ゴキブリをメインとしていますが、ノミやダニも駆除できます。
「スモークタイプ」の方が少しだけ効果が強いですが、一般的には「ノンスモークタイプ」が圧倒的に使いやすいです。
一般人なら「ノンスモークタイプ」、まずはこちらを選びましょう。
この黒色バルサンを強くお勧めしたい理由が、「プロ用」「ノンスモークタイプ」であること。
プロ用ですから駆除成分が強いですし、ノンスモークタイプは火災報知器に反応しないのです。
つまり効き目が高いのに、取り扱いが簡単であると言えます。
自力でのゴキブリ退治を考えている人には、この2つのメリットは大きいですよね?
黒色バルサンは火災報知器に反応しませんが、ガス漏れ探知機には反応することがあります。
運が悪いとガス漏れ探知機が反応してしまい、ゴキブリ駆除中にガス漏れの警告アナウンスが大音量で鳴ってしまいます。
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、ガス漏れ探知機が鳴るとかなり目立ちますので注意して下さい。
ガス漏れ探知機は取り外しができることが多いので、可能であれば外してバルサンのかからない場所で保管しましょう。
ノンスモークタイプには、ガス漏れ探知機用のカバーが付属されています。
取り外しできない場合は、これをガス漏れ探知機に被せるのも良いでしょう。
カバー付属という心遣いも嬉しいですね。
【用意するもの】
まず下準備として窓や換気口、自宅全ての隙間を養生テープで塞ぎます。
バルサンを使ったゴキブリ退治は、この「隙間を埋める作業」で駆除効果が大きく変わります。
部屋を密閉させてバルサンを使うのですから、少しでも隙間が空いているとそこから薬剤が外に逃げてしまいます。
またゴキブリが大量発生している場合は、その隙間からゴキブリが一気に逃げ出すという事態にも。
自宅の外では弱ったゴキブリの行列ができており、近隣住民がパニックになって大騒ぎというリスクも生じます。
こうならないためにも、100%を目指して部屋の隙間を埋めて下さい。
隙間を完全に埋めたのであれば、クローゼットや食器棚の扉を開いて、黒色バルサンのスイッチを押します。
勢いよく霧が出ますので、その霧を吸い込まないように素早く玄関から脱出しましょう。
この霧は殺虫成分であり、黒色バルサンに関しては非常にキツイです。
さすがプロ用というだけあって、少しでも吸うとちょっとした呼吸困難に陥ります。
1度スイッチを押したら、決して後ろを振り返ることなく、屋外に脱出すべきです。
屋外に出たらドアの鍵を閉め、1時間以上は部屋を閉めきります。
私の経験的には2時間ぐらい放置した方が、さらに効果的に駆除できます。
時間が経ったらドアを開けて部屋の換気をするのですが、この時は必ずタオルで鼻と口を塞ぐようにして下さい。
うっかり薬剤を吸い込むと、激しい呼吸困難に陥ります。
プロ用バルサンでゴキブリ退治のつもりが、自分が苦しんでしまっては本末転倒ですよね?
息を止めて部屋内にダッシュし、換気を素早く行いましょう。
もし途中で息を吸いたくなったら、必ず一度屋外に出てから呼吸を整えて下さい。
息が苦しいからといって部屋内で空気を吸い込むと、本当に呼吸困難に陥りますので絶対に避けましょう。
5分ほど換気すれば、タオルなしでも部屋内に入ることができるはず。
駆除されたゴキブリを探し出し、掃除機で吸えば、見事にゴキブリ退治完了です。
【黒色バルサンが最強である3つの理由】
バルサンを効果的に使えるかどうかは、「隙間を完全に埋められるかどうか?」にかかっています。
それ以外は大した技術も必要ないですし、殺虫成分を自分で吸い込んでしまわないように気をつけるぐらいでしょうか。
もちろん片付けられない.comでは、黒色バルサンよりも強い駆除剤を使用しています。
しかし一般の人が市販薬でゴキブリ退治を行うには、この黒色バルサンが最も効果的であり使いやすいです。
このような理由から、一般人には「プロ用バルサンノンスモークタイプ」の使用をお勧めします。
もしその部屋にゴキブリが大量発生していた場合、バルサンの使い方を失敗すると、近隣トラブルに繋がってしまう可能性があります。
上記でも述べましたが、隙間を埋めきれないとゴキブリが屋外に逃げて行き、近隣住民がパニックになるからです。
ゴキブリも生き物です。生き死にがかかっていれば、必死で逃げ出そうとします。
1~2匹が屋外に逃げても大騒ぎにはなりませんが、何十匹単位で逃げ出してしまったらどうでしょう?
その辺のリスクも踏まえた上で、もしゴキブリが大量発生しているようなら、ゴキブリ駆除の専門業者に依頼した方が無難です。
またゴキブリの卵には殺虫剤が効きません。
ゴキブリの卵がある場合、孵化させてからもう1度黒色バルサンを使う必要があります。
ゴキブリの卵があるようなら、2週間程度の間隔をあけて孵化させてから、もう1度黒色バルサンを使うと徹底的に駆除できます。
プロの経験では2週間おきに全3回(全6週)黒色バルサンを使えば、ほぼ完璧にゴキブリを駆除できます。
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≪このコンテンツの筆者≫
筆者:平良 誠 (片付けられない.com 代表者)
【筆者が取得している資格】
納得してご依頼いただきたいので、無理な売り込みはいたしません。
まずは現場の状況を把握した上で、プロ目線で色々ご提案させていただきます。
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