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2014.04.23

片付け豆知識

これはゴミじゃない!溜め込み症候群(ホーダー)


 
「これはゴミじゃない!」
 
家の中にある大量のゴミを目の前にして、そうコメントされている報道番組を見たことはありますか?
 
確かに「ゴミ」と「財産」はご本人の価値観次第なので、明確にその発言を否定はできません。
 
ただ日々の生活に支障をきたすほどの「度が過ぎた収集癖」は、近隣にとって迷惑行為に繋がりますし、一般的にも理解し難いと思います。
 
では、何故なんでも収集してしまうのでしょうか。
 
 
足の踏み場も無いゴミ屋敷、汚部屋、ゴミ部屋・・・
 
この度が過ぎた収集癖には、物やゴミを片付けられず散らかっているケースもあれば、自ら率先してガラクタを大量に溜め込むというケースもあります。
 
前者が「片付けられない症候群」と呼ばれるのに対し、後者は「溜め込み症候群」と呼ばれています。
 
この溜め込み症候群ですが、「ホーディング」や「ホーダー」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
 
 

溜め込み症候群とは?

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【ホーディング(hoarding):強迫性貯蔵症,貯蔵症候群,ガラクタ収集癖 / ホーダー(hoarder):ホーディングを患う人】
 
片付けたいのに片付けが出来ない「片付けられない症候群」とは違い、そもそも片付ける気が無いのが「溜め込み症候群」の大きな特徴です。
 
 
片付けられない症候群と同じく、この溜め込み症候群というのも俗称であり、家をゴミでいっぱいにしてしまう行為を正式には「ホーディング」、その行為をしてしまう人のことを「ホーダー」と呼びます。
 
 
日本ではまだ馴染みがない言葉ですが、アメリカでは強迫性障害(OCD)の1つであると考えられ「強迫性貯蔵症」と診断されています。
 
現在ではアメリカの全人口約3億人に対し、強迫性貯蔵症の人は600万人以上いるとさえ言われています。
 
強迫性貯蔵症は「強迫性障害の保存強迫」が原因とされていますが、溜め込み症候群と言われている人が必ずしも強迫性障害なのでしょうか?
 
今までは「強迫性障害(保存強迫)=溜め込み症候群」と考えられて来ましたが、近年になりその認識に異論が唱えられることもあるようです。
 
 

強迫性障害とホーディングの違い

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強迫性障害の強迫観念に、そもそもポジティブな感情はありません。
 
全ては不安や恐怖といったネガティブな感情からの強迫行為となります。
 
 
一方でこのホーディングという行為は、物を集めたり捨てずに溜め込む快楽というポジティブな感情が存在することが多いです。
 
物を収集することが、何よりも大好きであると考えて良いでしょう。
 
 
ホーダーが不安・罪悪感・後悔などのネガティブな感情を抱くこともありますが、それはホーディングの行為そのものでは無く、収集した物を処分する時に抱くネガティブな感情です。
 
 

ホーダーの特徴は

脳の特徴
 

またホーダーが物を処分できるのは、その物自体がより良い場所に迎えられる場合。
 
あるいはその物に対してのチャンス(可能性)が、もはや手に入らないと確信したときのみです。
 
 
例えば、期限が切れた広告や現在使われていない電話番号などの紙類、または腐ってしまった食品などは処分することが出来ます。
 
しかし基本的には所持していたいという強い感情があるので、処分するまでに多大な時間と労力を必要とします。
 
処分するまでの時間よりも早く新しい物を溜め込んでしまうので、部屋の中は常に物を溜め込んだ状態になっています。
 
 
ADHDと似ていますが、注意の持続が出来ないこともホーダーの特徴の1つです。
 
物的情報を保持し続けることで自分の記憶を補おうとしている傾向にあり、強迫性障害の保存強迫と非常に似ているのですが、多くのホーダーは物を所持することで強烈な喜びや安心感を抱きます。
 
 
またホーダーには「物は個人史を保管する保管庫の役割」と考える傾向があり、過去の音・香り・教え・感情などをいつでも把握できる(感じられる)手段としています。
 
強迫性障害では強迫観念(不安や恐怖)を振り払うために強迫行為(ここでは物を溜め込む行為)を行いますが、それによって不安は解消されても、強烈な喜びや快感までを得られるかと言われると疑問が残りますね。
 
このネガティブorポジティブが、強迫性障害(保存強迫)を必ずしもホーダーと決めつけれない大きな要因です。
 
 

ホーダーは保有物全てが生きて来た証

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ホーダーはその強烈な喜びや快感のために、その先のことは何も考えられなくなります。
 
例えば、「買いたい」という衝動が生じると、自分に対する認識も自分の置かれた状況も全てが消えてしまうのです。
 
 
実際に弊社にご依頼いただいたお客様でも、おそらくホーダーであろうお客様は何人かいます。
 
「ゴミ」という概念が無く、古新聞1枚でも「記事」は「情報」となり「財産」と認識されているお客様もいらっしゃいました。
 
その古新聞1枚が生きて来た証であり、その時代の記憶となるようです。
 
 
また買い物しないと「自我が保てない」お客様や、通販が好きで商品が届く度に開封せず、そのまま在庫を繰り返すお客様もいらっしゃいました。
 
そのお客様は物を購入し使う喜びでは無く、物を買うという行為自体に快感や安心感を得ているそうです。
 
 

片付けられない症候群と溜め込み症候群の違い

違い
 

ゴミ屋敷やゴミ部屋の原因と言われる、「片付けられない症候群」と「溜め込み症候群」。
 
しかしながら上記で述べたように、この2つは大きく違います。
 
 
片付けられない症候群というのは、周りが理解してあげれば何らかの形で支援することが出来ます。
 
ご本人が自力で解決出来なくても、家族や友人が早い段階で片付けを手伝ってあげることによって、綺麗な部屋で快適な生活を過ごすことが可能なんです。
 
 
一方で溜め込み症候群というのは、足の踏み場の無い部屋を片付けたくない(処分したくない)のです。
 
ご本人にその気が無いのですから周りは手を差し伸べられないどころか、強制的に片付けようとすると物凄い苦痛が襲ってきます。
 
 
これによって一番困るのは「家族」ではないでしょうか?
 
弊社にも稀にそのようなご相談がありますが、残念ながら「ご家族の事」となりますので何も助言できず。
 
「実家がゴミ屋敷」というご依頼を受けることも多いですが、これのほとんどがホーディングに似たゴミ屋敷でした。
 
 

まだ謎だらけの溜め込み症候群

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溜め込み症候群、実は医学的にもまだまだ解っていないことが多いです。
 
ただ50人に1人の割合で溜め込み症候群となりうる人は存在しているのも事実であり、それと同時に深刻な悩みを抱えるご家族も多い。
 
兄弟や姉妹共に収集癖があり、40代以降から発症しやすいという事例から、
 
「ホーダーは遺伝的な要素が強いという説」
 
「ホーダーの多くは子供の頃にADHDの症状が表われていたという事例から、ADHDが関係しているという説」
 
「脅迫・暴力などの心的外傷ストレス(PTSD)発症を抑えるために、自己防衛としてホーディングするという説」

 
・・・本当に色々な説があり、そのどれもが多少なりとも関連しているのが溜め込み症候群なのかも知れません。
 
 
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≪このコンテンツの筆者≫
筆者:平良 誠 (片付けられない.com代表)
 
【筆者が取得している資格】

  • 整理収納アドバイザー1級
  • 整理収納ベーシックコーチ
  • 発達障害コミニュケーション初級指導者
  • 遺品整理士
  • 事件現場特殊清掃士

 
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