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プロの知識教えます!片付けブログおすすめの記事
2022.01.15
片付け豆知識
◎こんなお悩みありませんか?
・収納スペースが少なくて物を収納しきれない。
・毎日忙しくて片付ける暇がない。
・家具の配置が決まらず片付けができない。
・引越しで全ての物を持って来てしまった。
・精神的に病んでしまい、片付ける気力体力がない。
「たった1部屋しかないのに、それすら片付けられないのは何故なんだ」とお悩みではありませんか?
ワンルームですから、その1部屋が散らかり汚れてしまうと、生活環境に逃げ場がありません。
何をするにもスムーズに進まないし、それほど物が多いわけではないのに全然スッキリしない。
この部屋で暮らすこと自体が大きなストレスだ!と感じている人もいるのではないでしょうか?
ワンルームで暮らす場合は、たった1部屋しかないからこそ片付けが難しい場合があります。
特に立地や家賃だけで物件を選んでしまい、その部屋に収納スペースがまるで無いことを後から気付いてしまった場合、どうすれば良いと思いますか?
筆者は「医療×福祉×片付け」の重要性を掲げる、キャリア20年以上の現役片付け業者です。
またシンプルな暮らし方を追求し、ゴミ屋敷化の再発防止にも日々取り組んでいます。
ここでは「たった1部屋だからこそ、片付けができない背景」を、筆者の知識と経験に基づき解説いたします。
1Rや1Kという間取りは、一般的に「ワンルーム」と呼ばれます。
ワンルームマンションやワンルームアパートは主に賃貸物件であり、メインユーザーは「単身者」です。
東京都心部では広く豪華なワンルームマンションも存在しますが、一般的にワンルームマンションやワンルームアパートというのは6畳~8畳が多く、学生や若いサラリーマンがとりあえずの一人暮らしとして利用しているのが実情です。
経済的にそれほど余裕はありませんが、若い世代の日常は活動的ですので、自宅は「寝るだけの場所」と割り切ってる人が意外と多いかもしれません。
そんなワンルームの住人によるゴミ屋敷化が増えているのを、皆さんはご存じでしょうか?
ゴミマンションやゴミアパートとも呼ばれますが、これらは外見からは判断できない「隠れゴミ屋敷」なのです。
ワンルーム・・・たった1部屋しかないのに、どうして片付けられないの?と不思議に思うかも知れませんね。
ワンルームなのにゴミ屋敷化、そこには下記のような背景があります。
ワンルームマンションやワンルームアパートに住んでいる場合、1つの部屋で暮らしの全てを行う必要があります。
それは限られたスペースの中で、食事・睡眠・寛ぎ・入浴・トイレなどの要素を、限られたエリアで共有して行くということ。
ワンルームには余剰スペースが無いため、最初の計算を曖昧にすると非常に窮屈な暮らしになってしまいがちなのです。
部屋内のエリアに役割を持たせることを、整理収納学的には「ゾーニング」と呼びます。
もし1LDKの間取りであれば、「寝室」「リビングダイニング」「キッチン」という感じで自然にゾーニングされることが多いのではないでしょうか?
ただワンルームの場合は、1つの部屋に全てのエリアが混在してしまうため、さらに部屋のエリアを細かく分けることが必要です。
1LDKは壁という「明確な仕切り」がありますが、ワンルームにはそれが無いため、あくまで頭の中だけでゾーニングする必要があります。
この意識内のボンヤリとしたゾーニングは難易度が高く、なかなか片付けのイメージが沸かないという人も多いようです。
整理収納の意識が高い人は非常に上手にゾーニングできますが、片付けが苦手な人は当然ながらこのゾーニングが下手であると言えますね。
特に1部屋を明確にゾーニングすることは物理的に不可能ですから、完璧を追えば追うほど片付け迷子に突入します。
またワンルームに住んでいるユーザー層はほとんどが単身者であり、主に学生や社会人になったばかりの人たちが多いのではないでしょうか?
学校・仕事・アルバイトなど、ライフスタイルの中で外出している時間が非常に多く、「とりあえず寝るスペースさえあれば何とかなる」という若者が多いのかも知れません。
また休日は友人たちと遊びに行くことも多いでしょうから、「貴重な休日を部屋の片付けなんかに使えない」と考えてしまいがちです。
そして深夜まで残業やアルバイトをしていたり、夜の仕事をしている人たちにとっては、指定された曜日と時間帯にゴミ捨てに行くことが困難だったりします。
生活ゴミがゴミ袋にまとめてあるのですが、朝起きてまとめたゴミを運び出すことができない。
そんなこんなで全てを後回しにして暮らしていると、生活が困難になるほど物や生活ゴミを溜めてしまうことがあります。
そのような悪条件の中で「このままじゃマズイ!」ということに気付き、ようやく片付けようと思っても「片付けの対象物が多すぎる」ので効率良く片付けることができない。
【ワンルームでの片付けができない3つの理由】
ただでさえ狭いワンルーム、そこにゴミなどの不要な物と必要な物が混在しているのです。
作業スペースがないので片付けが進まないのはもちろん、収納までも考えると頭の整理が追い付かないということはありませんか?
一般的なワンルームの部屋では、クローゼットなどの収納スペースが少ない傾向にあります。
オーナーからすると限られた平米数で、できるだけ部屋を広く開放的に見せたいものです。
ハイグレードなワンルームマンションでないかぎり、ウォークインクローゼットなどは期待できないでしょう。
またトイレ・浴室・キッチンなども非常に狭く、そこには棚などは一切備え付けられていないケースもありますね。
日頃から収納意識の低い人は、その仕様に気付かずに「立地」「リビングの広さ」のみで契約してしまいがちです。
そうすると後になって、収納スペースがないので片付けられないという根本的な問題が生じます。
結局のところ個別に収納家具を揃えようとするのですが、収納家具を置くと部屋が狭く窮屈になってしまうので、なかなか購入できません。
スペースがないので壁にフックを固定したくても、壁にネジで固定すると敷金的に痛手になるのではないか?
そういう日々を過ごすと部屋は全然片付かず、暮らしそのものにストレスを感じるようになってしまいます。
収納方法を色々悩んでいるだけで、部屋を片付けるための第一歩が踏み出せない人。
日常生活でゴミは必ず生じますから、このような生活を続けるとゴミ屋敷化に突入してしまいます。
結局のところ「収納を増やすか?」「物を捨てるか?」の二択ですが、筆者としては物を捨てることを強くオススメします。
ここで着目すべきは収納方法ではなく、ワンルームは絶対的に狭いということ。
収納を買い足して綺麗に収納できたところで、今度は空間的余裕がなくなりストレスに繋がります。
本当に必要な物、今具体的に使う予定のある物、その部屋にはいくつあるでしょう。
例えばビジネスホテルに宿泊する場合、必要最低限の物はその部屋に揃っていますよね?
そして近くにコンビニや飲食店があり、手ぶらで宿泊しても特に困ることはないはずです。
ビジネスホテルでの時間、意外に気楽で快適ではないですか?
つまりその日に使う物や食べる物は、そのタイミングで買えば良いだけのことなんです。
これを習慣化するだけで、ワンルームでの暮らしは格段に余裕が生まれます。
ワンルームに住むということは、他の間取りに住むということと大きく異なります。
スーパーで格安商品を大量に買うことも、予備をいくつも持つことも、基本的にはナンセンスです。
安くてお得だったからといって在庫してしまった場合、いつ使うか分からない物のために少なからず保管料(家賃)を払っているのと同じこと。
買うということに対してはお得であっても、暮らし全体を考えると結果的に全然お得ではないですよね?
ひとり暮らしでも2LDKや3LDKなど、比較的広い部屋に住まれている人もいますよね?
こういう人たちが片付けられずにゴミ屋敷化してしまった場合、「部屋が広すぎるが故に片付けられない」という問題を生じていることが多いです。
【ワンルームに住んでいる場合】
部屋が狭いので、所有量を減らさないといけないことが明確である。
⇒嫌々でも手放すしかないという覚悟があり、自分の意識や生活習慣を変えるしかない。
(物の管理しなければならない数が圧倒的に減るので、結果的に暮らしに余裕が生まれる。)
【広い間取りに住んでいる場合】
部屋が広いということは、収納できる空間が数多くあるということ。
⇒物を持っていても日常生活に支障をきたさないので、管理しきれていないにも関わらずなかなか手放さない。
(物の管理が苦手であるのにも関わらず、物を大量に所有しているので、片付けようとすると非常に疲れる。)
このように広い間取りに住んでいる場合、ある種の「言い訳」が成立してしまいがちです。
もちろん自己管理ができる人であれば問題ないのですが、ゴミ屋敷に近い状態まで行っている部屋であれば、自己管理ができているとは断じて言えませんよね?
つまり広い間取りでの生活は「経済力」「自分の好み」とは関係なく、そもそもが「自己管理的に不釣り合いであり見合わない」と考えられます。
厳しい言い方ではありますが、これが現実です。
逆にワンルームの場合はそもそも選択の余地がないので、広い間取りでの部屋片付けに比べて、色々と迷うことは少ないでしょう。
自分ひとりで片付けようとして上手く行かなくても、片付け業者のリードとアドバイスがあれば綺麗に片付けることが可能ですし、自分と暮らしを客観視して考えることができるようになります。
ワンルームで暮らす場合、似たような物を複数持つことはできません。
そして収納場所がいくつもあるわけではないので、ただ「置いておくだけ」ということになる物もあるでしょう。
整理収納学的に言うと「置いておくだけ」でも、「出し並べ」という立派な収納方法なんですよ。
【出し並べのメリット】
【出し並べのデメリット】
上記のようにメリット・デメリットを述べましたが、全ての物を置いておくだけにするということではありません。
例えば衣類などは置いておくだけにすると非常にだらしなく見えるので、畳んでしっかり収納すべきです。
逆にキッチン用品や調味料などはいくつも持たず、使い勝手の良い物を厳選して出し並べで良いのではないでしょうか。
よくあるのが、興味本位で変わった調味料やお茶を衝動買いしてしまうこと。
特に女性が旅行に行った時に、自分へのお土産で買うことが多いようです。
風変わりの食品は使いまわしが利きませんし、わりと飽きるのも早いのではないでしょうか?
こういうお土産の衝動買いは、その商品を使うために購入しているのではなく、旅行の楽しい思い出を購入しているだけです。
このような食品のお土産は買ったことに満足であり、実際はほとんど食されず消費期限を迎えてしまいます。
特に珍しい調味料は使用頻度が少なく不動在庫になりがちなので、お土産と言えど購入すべきではないでしょう。(もし購入したのであれば、早めに食しましょう。)
このように部屋の中に物を入れない習慣を作り、最低限の物を使いまわせる厳選方法ができれば、物が少ないシンプルな暮らしができます。
物がなければ、絶対に散らかりようがありません。
散らからなければ、ゴミ屋敷化にも繋がりません。
今のご時世は自宅に所有物が少なくても、近所に1回分で売っている店がたくさんあります。
本来であれば、十分にワンルームでの暮らしを充実することができる環境ですよね?
それができるかどうかは、こういうところに気が付くかどうかなんです。
上記のように色々と述べましたが、実際に既にゴミ屋敷化してしまった部屋に関しては、取り急ぎプロに片付けを依頼すべきです。
なぜなら気付きや意識改革があったにせよ、やる気に燃えていたにせよ、その部屋がゴミ屋敷状態ではあまりにハードルが高いからです。
ゼロからのスタートはできるかもしれませんが、マイナスからのスタートでは心が折れてしまいます。
自分と暮らしを良い方向に変えて行くのはとても素晴らしいのですが、現実的なハードルが高すぎて心が折れてしまっては何の意味もありませんよね?
ここは一度片付け業者に依頼して、その部屋をリセットしてもらいましょう。
ただし片付け業者といっても数多くありますし、その企業によって「得意」「不得意」も当然あります。
「自分に合った片付け業者は何なのか?」を正しく認識した上で、親身で信頼できる片付け業者に問い合わせしてみましょう。
ミニマリストを体感させる部屋の片付け方
片付け業者は4種類。現実的な片付け代行サービスは?
汚い部屋をプロが完璧に片付けた場合のリアルな料金
片付けの基本は所有量。適正量を守れば片付くサイクル
≪このコンテンツの筆者≫
筆者:平良 誠 (片付けられない.com 代表者)
【筆者が取得している資格】
納得してご依頼いただきたいので、無理な売り込みはいたしません。
まずは現場の状況を把握した上で、プロ目線で色々ご提案させていただきます。
お急ぎの方はフリーダイヤルよりお電話下さい。
メールは24時間受付
※原則2営業日以内にご返信させいただきます。