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プロの知識教えます!片付けブログおすすめの記事
2021.01.05
片付け豆知識
初めてゴミ屋敷業者を選ぶ時は、常に不安が付きまといますよね?
色々な片付け業者が急増しているからこそ、こんなゴミ屋敷業者は避けて欲しいというポイントをまとめました。
筆者は「整理収納アドバイザー1級」「上級心理カウンセラー」「うつ病アドバイザー」「発達障害コミュニケーション指導者」などを取得した、キャリア20年以上の現役の片付け業者です。
どこよりも手堅くご依頼を遂行したい理念を持っており、個人のお客様はもちろんですが、今では行政サービスからの案件にも多数対応しています。
ここでは筆者の経験を基にして「避けるべき片付け業者の傾向」を徹底解説します。
≪ホームページで探している段階≫
・何をメインとする片付け業者か分からない。
・ホームページの実績が大袈裟である。
・条件に関わらず定額パック化されている。
・スタッフ紹介のページが充実していない。
・会社の所在や許認可が分からない。
・比較サイトにやたらと出てくる。
・Googleマップの口コミがない。
≪実際に見積りを依頼した時のスタッフ対応≫
・電話の対応が横柄、メールの返信が遅い。
・他社と比べて安すぎる。
・他社の悪口ばかり言ってくる。
・細かい現状確認をせず、概算だけ伝えてくる。
・質問にちゃんと答えられない。
・全部捨てようと強く勧めてくる。
・できること、できないことをハッキリ言わない。
部屋の片付け業者を検索すると、物凄い数の似たようなサイトが出て来ると思います。
これらの片付け業者を大きく分類すると、「片付けコンサルタント」「ゴミ屋敷業者」「遺品整理業者」「家事代行サービス」の4ジャンルに分かれます。
ゴミ屋敷を片付けたいのに「家事代行サービスのサイト」であることに気が付かないと、家事代行サービスは価格帯が安いことから「気分的に選びたい放題」になってしまうことも。
また現在では片付け業者が飽和状態にあり、少しでも仕事量を確保するため積極的に「ゴミ屋敷対応」を掲げています。
片付けコンサルタントが本当にゴミ屋敷に対応できるの?そんな疑問さえ浮かんできますよね。
専業には専業のノウハウがありますので、なるべくゴミ屋敷1本に絞っている専門業者を選びましょう。
「年間1,000件達成!」などと明記してあるゴミ屋敷業者。
ゴミ屋敷に対応する片付け業者は、全国で100社以上あります。
同業者でも優良企業として認知されているゴミ屋敷業者ですら、年間200件程度しか対応できていません。
もっと言うと、1社で年間1,000件以上の依頼が来るほど、日本中にゴミ屋敷は存在しません。
完全なる実績過剰です。真に受けるのは止めましょう。
回収物の運び出し作業は、エレベーターの有無で大きく変わって来ます。
そしてマニアックな観点で話すと、「トラックの駐車位置」「搬出経路の距離」「セキュリティーや管理体制の厳重さ」「近隣住人との関係」などによっても、実は作業効率が大きく変わって来るもの。
そして回収物も「腐敗物」「排泄物」などが入っていると、それだけ処分費はコストアップするのが当然であり、そもそもゴミ屋敷の片付けは「完全パック化できる内容ではない」のです。
部屋の汚染度によって金額を変動する片付け業者もいるぐらいなので、本当に完全定額なら同業者からの依頼が殺到するでしょう。
当然、片付け業者の中にも相場はあります。
極端な格安業者は「そもそも何処に捨ててるの?」と疑いたくなりますね。
ゴミ屋敷のビジネスは、コンプレックスビジネスでもあります。
特に「初めてゴミ屋敷業者への依頼を検討している人」は、「騙されるのではないか?」「強引で乱雑な作業をされるのではないか?」と常に不安がつきまとうもの。
この不安はプロであれば当然理解していることですし、少しでも不安を払拭する企業努力はすべきです。
不安を抱えるお客様にとって「誰が作業に来るのか?」はとても大切なこと。
スタッフの顔写真と簡単なプロフィールぐらいはホームページに載せておくのが、プロとしての最低限のマナーではないでしょうか?
「親身な対応」という文面はよく見かけますが、ホームページに「スタッフ紹介が充実していない片付け業者」は、その時点で全然親身ではありません。
これは言うまでもなく、いわゆるブラック企業というものですね。
しかし片付け業者は零細企業のことが多く、事業所がテナントビルということは珍しいです。
デスクワークは書類作成などだけなので、企業の良し悪しは「事業所の規模」に関係しません。
大切なのは「現場でのプロ品質」ですから、事業所の規模はあまり気にしないで良いでしょう。
よく見かける「ゴミ屋敷業者のランキングサイト」では、数社を比較して点数化し、ユーザーの口コミまで載っています。
このランキングサイト(比較サイト)、一体誰が何のために作っていると思いますか?
WEBサイトとしてしっかりしていますし、かなり手間のかかる作業なはずです。
「著者や運営元が明記されている場合」「著者や運営元が明記されていない場合」がありますが、実はどちらも1位の片付け業者が専門業者に依頼をかけてランキングサイトを作らせています。
ゴミ屋敷の片付けはコンプレックスビジネスである以上、ランキングサイトが作為的なものであっても、お客様はそれを信じてしまうもの。不安ですからね。
そもそもゴミ屋敷業者に依頼したお客様が、ランキングサイトのために隠しておきたい実情を話したりしません。
ここにある情報が全て嘘偽りとまでは言いませんが、このような集客方法を積極的に取り入れている片付け業者は不真面目で信頼できません。
口コミサイトはヤラセ感だらけですが、唯一信頼できる口コミがGoogleマップです。
信頼できるといっても「ある程度信頼できる」というレベルであって、Googleマップにもヤラセは存在します。
しかし口コミしたユーザーの身元が判明する点で言えば、他の口コミサイトよりは参考になると言えるでしょう。
Googleマップの口コミを見て、「評価が著しく低い片付け業者」は選択肢に入れませんよね?
意外に盲点なのが、口コミが全く存在しない片付け業者です。
数年も営業しているのに1件も口コミがないなんて・・・はたして実働しているのでしょうか?
Googleマップの口コミを参考にしたい人は、Googleマップで企業名を入力すれば口コミが表示されます。
電話応対やメールのレスポンスは、企業の社員教育が表れます。
特に数日経ってもメールの返信が届かない場合、そもそも受信メールをチェックすらしていない場合があります。
そういう企業は現場対応も雑ですから、依頼は止めておきましょう。
ゴミ屋敷というアンダーグラウンドな世界でも、片付け業者にとって「おおよその相場」というものがあります。
数社で見積りを比べた時に、とりわけ安い金額を出してきた片付け業者には、その根拠を確認しましょう。
お客様にとって、安いことは大変良いことです。
しかし安すぎる根拠が無いとしたら、業者サイドとしては「追加料金」か「不法投棄」で帳尻合わせるしかありませんよね?
根拠があれば良いですが、極端に安い業者には何か裏があるものです。
あなたにとって最良の片付け業者は、あなたの悩み事にプロフェッショナルとして120%応える片付け業者です。
他社がどうだこうだと言って「消去法のようなセールストーク」ばかりするようでは、安心して依頼することができないと思います。
着目すべきは他社ではなく、お客様の悩みそのもの。ここを間違えてはいけません。
細かい現状確認をしない場合、予定外の内容がある場合「追加料金」になる可能性が高いです。
ゴミ屋敷のレベルによっては細かい部分まで確認できない場合もありますが、もし追加料金になるとしても「納得できる理由を説明すべき」ですよね?
勝手に追加料金を請求する業者(追加料金ありきで請け負う業者)もいるぐらいですから、この辺の内容は慎重になった方が良いです。
訪問見積りは「対面しての相談」であり「最終的な商談」ですから、不安感が残るような商談はしないようにしましょう。
また見積書は必ず発行してもらうこと。これは必須です。
通常、訪問見積りには企業のエース格が来ます。
それなのにお客様の質問にしっかり答えられないようでは、プロフェッショナルかが問われてしまいます。
よくあるのが「発達障害向けの片付けプラン」を掲げているにも関わらず、ADHDの特性すら知らなかったり、発達障害=精神病だと勘違いしている見積り担当者もいます。
「ただ捨ててくれればそれで良い」というご依頼ならそこまで気にする必要はありませんが、あなたの悩みが深ければ深いほど、その専門的な知識と経験は問われています。
片付け業者の半分以上が、不用品回収業者がゴミ屋敷に対応しているものです。
つまり整理収納には全然関心がなく、基本的に「捨てる」の一択というもの。
全処分を希望されているのであれば問題ありませんが、本当に必要な物は残しておきたいお客様も大勢います。
お客様のご希望に耳を傾けず「ゴミ屋敷を片付けるということは、こういうことだから!」と強気なことを言われてしまうと、押しに弱い人なら流されてしまうかも知れませんね。
本当に大切なことは、お客様が納得して依頼できることです。
そういう片付け業者選びを心がけましょう。
プロフェッショナルと言えど、企業に特色はありますし、決して万能ではありません。
筆者である私も片付け業者ですが、お客様より無理難題を言われることもあります。
きっとYESマンになれば成約はできますが、現場では困り果ててしまうことでしょう。
お客様は神様ではありませんし、また片付け業者も神様ではありません。
物理的にできないことはありますし、得意・不得意も必ずあります。
自社に依頼するメリットだけでなく、デメリットやリスクまでも正しく説明する片付け業者は正直で信用できると言えるでしょう。
上記のように述べましたが、ゴミ屋敷業者に依頼するということは「誰にも知られたくないネガティブな要素を見せる」という行為です。
それがコンプレックスビジネスということであり、実は非常に繊細な対応力を必要とされるビジネスです。
コンプレックスビジネスを理解している業者は、実作業よりも先に「安心感」を届けなければなりません。
そう考えると自ずと答えは出ているもので、「この人に任せたい!」と心から思える片付け業者を選びましょう。
最終的にはあなたの直感になりますが、それが「納得して依頼する」ということです。
あなたの悩みや希望に120%対応してくれる片付け業者、上記の内容を意識すればきっと見つかりますよ。
トラブル続出!ゴミ屋敷業者の口コミは本当か?
ゴミ屋敷を片付け業者に見られるのが恥ずかしい
片付け業者は4種類。現実的な片付け代行サービスは?
≪このコンテンツの筆者≫
筆者:平良 誠 (片付けられない.com 代表者)
【筆者が取得している資格】
納得してご依頼いただきたいので、無理な売り込みはいたしません。
まずは現場の状況を把握した上で、プロ目線で色々ご提案させていただきます。
お急ぎの方はフリーダイヤルよりお電話下さい。
メールは24時間受付
※原則2営業日以内にご返信させいただきます。